みなさんご存じの通り、『アイドルGEEKERS』の製作を指揮する桐島Pは、プロのフォトグラファーです。
先日配信した『アイドルGEEKERS』スピンオフ放送「?カメラマン必見!桐島の撮影生公開!?」(https://www.youtube.com/watch?v=xKWmM5uvVl8)は、そんな桐島Pが自身の撮影環境とテクニックを惜しげもなく公開するという、カメラマン志望者必見の内容でした。
この記事では、放送の内容を振り返りつつ、桐島Pが使っている機材の情報などを紹介していきます!
コスプレイヤーの七瀬さくらさん&写真家で企業家の山村健児さん登場!
今回のスピンオフは、実のところ桐島Pが突如思い立って配信を決めた緊急企画でした。
そんなバタバタな状況の最中、急な出演オファーを快諾してくださったのが、コスプレイヤーの七瀬さくらさんと、風景写真共有サービス「パシャデリック」発起人の山村健児さんです!
七瀬さくらさんは、『週刊プレイボーイ』の誌面を飾った経歴も持つフリーランスコスプレイヤー。当日は、バツグンのプロポーションが露わになったセクシーな衣装で登場してくれました!
普段の活動では、アマチュアのカメラマンに写真を撮ってもらうことも多いという七瀬さん。ご本人のツイッターをのぞいてみると、過激な下着やキュートなコスプレ衣装を着た写真がたくさんアップされています!
それを見た桐島Pも、「こんなけしからん下着を彼女とかが着てくれたら最高だよね!」と本音を漏らしていました(笑)。
七瀬さん曰く、撮影会ではアマチュアのカメラマンさんがコスプレイヤーに着てほしい衣装や下着を持参することも多いのだとか。番組中では、「コスプレイヤーに好かれるカメラマン」について赤裸々に話してくれました!
「珍しい衣装を持って来てくれるカメラマンさんはコスプレイヤーの女の子たちにもモテるんです! この衣装持ってるよ、と積極的にアピールすれば、女の子のほうから撮影をお願いするケースだってありますよ!」
そしてもうお一方のゲスト、山村健児さんは、風景写真共有サービス「パシャデリック」を運営されているプロのフォトグラファーです。
「パシャデリック」に投稿されている風景写真は本当にハイクオリティーで、桐島Pをして「プロ顔負けのすばらしい写真ばかり!」と言わしめるほどの粒ぞろい!
撮影した場所が共有されるので、絶景スポットを探しているカメラマンの方にもオススメのサービスです。
最近はSNSの投稿をきっかけに有名になっていくフォトグラファーも数多くいますし、ふだんから趣味で風景写真を撮っているという方は、作品のお披露目場所として活用してみてはいかがでしょうか?
フリーランスコスプレイヤーってどんなお仕事?
番組の冒頭では、七瀬さくらさんがフリーランスコスプレイヤーというお仕事の実態を包み隠さず語ってくれました。
七瀬さくらさん 数年前までは趣味で活動するコスプレイヤーが8割以上を占めていましたが、東京ゲームショウなどの大規模なイベントをきっかけにコスプレイヤーが注目されるようになってきました。
そんな流れの中で、二次元の衣装を着て写真を撮ってもらう、というお仕事が成立するようになり、最近ではテレビに出たり、雑誌のグラビアを飾ったりするレイヤーさんも多くなってきたんです!
「でも事務所に所属しないでフリーランスで活動しているとなると、過去の撮影会ではトラブルもあったのでは……?」という桐島P。
七瀬さくらさん「 そこまで怖い経験はないのですが、活動を始めたばかりのコスプレイヤーの女の子がマンツーマンの撮影を依頼されて現場に行ってみたところ、事前に伝えられていた内容じゃなかった、というトラブルはあるみたいです。なので、私も若い子には気を付けるようアドバイスはしていますね。お姉さん的な立場から(笑)」
われわれ番組スタッフからすれば、七瀬さんも十分に「若い子」なのですが、コスプレイヤー界では酸いも甘いも噛み分けてきたお姉さん的存在なのですね(笑)。
それにしても、こんなに過激な格好をしながらも理路整然とコスプレイヤーの実態を話す七瀬さんは、本当にしっかり者です!
桐島P愛用の機材をご紹介!
七瀬さんの裏話も聞けたところで、さっそく桐島Pにスタジオで愛用している機材を紹介してもらいました!
「カメラはニコンのD810、レンズは70-200mm f/4を使っています。一般的にはF2,8のレンズを使う人が多いけれど、僕としてはF4の方が好きですね。ちゃんと絞り込めるし、開放値を無理して開放させるよりは、F4くらいを使ったほうがいいんですよ」
「続いて、ストロボ。僕のスタジオでは、ProfotoのD4を使っています。これはかなりいいストロボで、デジタル対応なのでコンピューターにつなげて調整もできるんですよ。……僕はめんどくさいのでつなげていませんが(笑)」
なるほど、さすがはプロのフォトグラファーです。
使っている機材ひとつひとつにも、きちんと理由とこだわりがあるんですね〜。
プロカメラマンの基本、白バック撮影をレクチャー!
今回のスピンオフでは、七瀬さくらさんをモデルに、プロカメラマンの基本である白バックの撮影方法をレクチャーしていきました。
桐島P曰く、白バック撮影のポイントは被写体の上部から光を当てるキーライトと、被写体の下方向から光を当てるレフ板の比率なのだとか。正面からのポートレートが最も美しく取れるこの手法は、一般的にクラムシェルと呼ばれています。
桐島Pのスタジオでは、被写体の背景に用意した白い紙の左右にも計4台のストロボを用意し、全方位から均等に光が当たるように調整しているそうです。
最新タブレットを使った便利なテザリング撮影術も!
番組では、最新タブレットである、VAIO Z Canvas、Surface Pro4、iPad Proを使ったテザリング撮影にも挑戦しました!
この方法をマスターすれば、撮影した写真をタブレットに転送してリアルタイムで確認できるので、作業効率が飛躍的にアップします!
VAIO Z Canvasを使う場合、撮影時に使うソフトとして桐島Pがオススメしていたのは「Adobe Lightroom」。
カメラとマシンを接続した後、このソフトを起動して「テザー撮影の設定」を行えば、テザリングは完了。あとは、シャッターを切って思いのままに撮影しまくるのみです!
そのほか、番組中では、撮影した写真の補正テクニックや、Surface Pro4とiPad Proを使ったテザリング撮影についても丁寧に解説しています。ご興味のある方はぜひご覧ください!
ちなみに、今回のような緊急スピンオフ企画は、今後もどんどん発信していく予定です!
生配信を観てくれたかた限定のお得な情報もあるかもしれないので、チャンネル登録をして絶対に見逃さないようにしてくださいね!
〈 番組で使用した機材 〉
【カメラ】Nikon D810 レンズ70-200mm f/4
【三脚/雲台】Really Light Stuff TVC-3X
【パソコン台】TetherTools
【台用の三脚アタッチメント】Manfrottoアクセサリーアーム 131DDB
【パソコン】Alienware
【タブレット】VAIO Z Canvas Microsoft Surface Pro4 iPad Pro